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事業開始から27年ついに完成 時津町に新町道「日並=左底線」開通式 総事業費は39億円《長崎》(長崎県)



時津町に新しい町道が完成し、開通式が行われました。

事業開始から27年。バイパスの完成で、国道の渋滞緩和が期待されています。


開通したのは、時津町の「町道 日並=左底線」です。

関係者約20人が出席した開通式では、山上広信町長があいさつしました。

(時津町 山上広信 町長)
「この完成によって、国道206号の交通渋滞がさらに緩和されることを期待する」


道路の全長は2キロあまり、総事業費約39億円をかけて完成しました。

時津町では、通勤時間帯の朝と夕方、国道206号で発生する渋滞が長年の懸案になっていました。

開通した町道は、国道を迂回するバイパスとしての役割が期待されています。


1997年度から国の補助を受け、工事が進められていましたが、2007年度から町単独の事業となったため、27年越しの開通となりました。

(住民)
「国道206号は午後2時ぐらいから、村松(琴海)まで数珠繋ぎ。長崎に行くまで何時に着くかわからなかった。この道でサーッと行ける」


また、今回の町道は「土砂災害警戒区域外」の地域にあるため、地震や水害といった災害時の地域間道路としての役割も担うということです。

(04/24 16:50 長崎国際テレビ)

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