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ホタテ採苗速報 稚貝採取を早めに行い、体力のある貝を(7月10日)(青森県)



青森県産業技術センター 水産総合研究所は10日、ホタテの採苗速報を発表しました。

▽稚貝の付着状況
7月7〜8日に行った第2回臨時付着稚貝調査の結果、稚貝の平均殻長(間引き後)は、東湾平均で4.10mmで、1分5厘のふるいに残る稚貝の割合は35.9%、2分のフルイに残る割合は8.1%でした。

▽今後の見込み
稚貝の平均殻長は小さい状況ですが、日平均水温が表層では25℃、中層では23℃を超えた地区があること、ムラサキイガイの付着が多いことから、稚貝採取を早めに行い、体力のある貝を作ります。
なお今後も水温の上昇が見込まれており、高水温により稚貝の成長が鈍化すると、稚貝採取の開始が大幅に遅れる可能性や、表層が26℃を超え採取が困難になる危険性があります。
また、自分の地区の水温を確認し、中層が23℃を超える地区ではできるだけ水温の低い下層に沈めます。


(07/11 16:22 青森放送)

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