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「交通空白地」解消へ!買い物支援に活用したのは“福祉施設の送迎車”!? 青森県八戸市(青森県)



公共交通機関がない地域の買い物を支援するため、福祉施設の送迎車を活用した公共ライドシェアの実証運行が始まりました。

公共ライドシェア「ささバス」の実証運行が始まったのは、八戸市尻内町笹ノ沢地区です。
八戸駅からおよそ3キロ離れた笹ノ沢地区は、周辺の道路幅が狭いなどの理由で、路線バスなどの公共交通機関が長年走っていません。
住民の買い物を支援するため、町内会と地元の福祉事業者などが連携し、福祉施設の送迎車を活用することが決まりました。

★初便の利用者
「もう何十年って、ここに来る前からすぐバスが通るよとお話を聞いていたのですが、なかなか…50年たってやっと」

★笹ノ沢町内会 加藤義男 会長
「ここまでこぎつけるのに大変でした」
「いま高齢化が進んでいますので、これから絶対必要だなと思っていますので、ぜひ皆さん活用してくれればよいかなと思っています」

送迎車はスーパーなどを経由して地区と八戸駅西口を結びます。
火曜と金曜の週2日、1日4便運行し料金は1人200円です。
市は来年1月までの実証運行を通して2026年度からの本格導入を検討します。


(07/16 16:41 青森放送)

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