■「7月ですよまだ」弘前市で7月の観測史上最高『36.4℃』今年初の“猛暑日”に 男女6人が熱中症の疑いで搬送…重体も(青森県)
弘前市でことし初の猛暑日を記録し、80歳代の女性1人が熱中症の疑いで重体となっています。
この暑さのなかあす未明にかけては台風5号が接近する見込みです。
★青森放送 成田栞寿 記者
「猛暑日となった弘前市です 吹く風さえ生ぬるく、汗がじんわりと出てきます ご覧の通り出歩く人は少なくなっています」
県内は熱帯低気圧が近づき、暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で気温が上がりました。
弘前市では午後2時まえに最高気温が35.8℃となり、県内でことし初めての猛暑日を記録。
さらに36.4℃まで気温はあがり7月の観測史上最も高くなりました。
また最高気温は黒石市で34.8℃など、13地点で真夏日以上の暑さとなりました。
★弘前市民
「ずっと暑い」
「ちょっと出るだけで汗たいへんです」
「やっぱ35℃ありますよね いま35℃ですよ 7月ですよまだ 8月になったらたいへんですよね」
「異常な暑さだなと思います」
「朝も暑くてたまんないなという感じでした」
消防によりますと、県内では70歳代から80歳代の男女6人が熱中症疑いで病院に搬送されました。
このうち七戸町の80歳代の女性は搬送時意識がなく重体となっています。
一方、台風5号はあす午前0時には八戸市付近に接近する見込みです。
中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルと予想されています。
あす予想される波の高さは三八上北の外海で6メートルで、予想される最大風速は三八上北の海上で18メートルとなっています。
気象台はさきほど三八上北に波浪警報を発表し、高波などに警戒を呼びかけています。
(07/14 20:09 青森放送)
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