NNNニュース

電話番号偽装“スプーフィング”に注意!警察や検事名乗る男に「このままだと逮捕される」と脅され50歳代の女性が1,600万円被害(青森県)



県内の50歳代の女性が警察を名乗る男に現金1,603万円をだまし取られる被害にあいました。
この被害では電話番号の+1811以降が福岡県警察本部と同じ電話番号が用いられ、発信者番号を偽装するスプーフィングと呼ばれる手口に警戒を呼びかけています。

被害にあったのは県内に住む50歳代の女性です。
青森警察署によりますと、ことし3月下旬ごろ女性の携帯電話にドコモの社員を名乗る男から「電話番号が不正に使われている」などと電話がありました。
その後、福岡県警察本部特捜部のバンドウを名乗る男から「あなたが詐欺に加担している容疑に掛けられている」「検事に優先調査をしてもらう必要がある」「費用として450万円を支払ってください」などと言われました。
女性は電話番号の+1811以降が福岡県警察本部と同じ電話番号であったため信じ、7回にわたって個人名義の口座に現金あわせて1,603万円を振り込みだまし取られました。
警察は発信者番号を偽装するスプーフィングと呼ばれる手口が用いられた可能性があるとして警戒を呼びかけるとともに、国際電話の番号から始まる電話や警察がお金を要求することはないとして注意を呼びかけています。


(04/30 11:58 青森放送)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)