■熱中症警戒アラートで『部活動が中止』に…「体育」は「保健体育」に切り替え 青森県青森市(青森県)
ことし初となる熱中症警戒アラートが発表された県内は19地点で「真夏日」を観測しました。
中学校では部活動を中止した所もあり熱中症への警戒を強めていました。
★青森放送 永井啓登アナウンサー
「先ほどまで降っていた雨は止みました。ただ その影響であたりはじめっとしていて、時折 生温い風が吹いています」
暖かく湿った空気が流れ込んだきょうの県内。
最高気温は弘前市で34.8℃、三沢市で34.7℃など19地点で「真夏日」を観測しました。
環境省などは熱中症の危険性が極めて高くなることが予想されるとして、県内にことし初となる熱中症警戒アラートを発表しました。
★青森市民
「まだ7月中旬これからどんどん暑くなると思うと先が心配です」
青森市の佃中学校ではアラートの発表を受け、部活動は屋内・屋外問わず原則中止としました。
また体育館の熱中症計で暑さ指数が「33」を超えた場合、「体育」の授業は教室での「保健体育」に切り替える対応を取ると決めています。
★佃中学校 齋藤忠 教頭
「子どもたちの命や健康を守るというのが第1前提となってきます」
八戸市の高校では大塚製薬による熱中症についての授業が行われ、生徒たちが水分補給の大切さを学んでいました。
★受講生徒
「最近は暑いのでこういう講習会を受けて自分のためにもなったし、これからにいかそうと思いました」
消防によりますと、県内では午後4時半までに50歳代から80歳代の5人が熱中症の疑いで搬送されました。
あすも各地で30℃以上になる予想で、気象台は引き続き熱中症への警戒を呼びかけています。
(07/16 20:09 青森放送)
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