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【競争激化へ】最大手「アパホテル」盛岡に初進出(岩手県)



業界最大手の「アパホテル」が、盛岡駅前に16日開業しました。コロナ禍を経てもビジネスホテルが増え続け、競争はさらなる激化が予想されます。

テープカット「アパホテル盛岡駅前、開業でございます。どうぞ」

小雨降る中、盛岡初進出を盛大に祝ったアパホテル。シングルルームから、一番広いデラックス、シングルルームを2つつなげられるコネクトルームまで全261室で、全ての部屋に50型テレビなどの最新設備が整っています。

近年、特に盛岡駅前では再開発によって新しいビジネスホテルが次々に開業しています。コロナ禍後に新築の建物で開業したのは、アパホテルが2つ目です。

アパホテルは、ホテルの激戦区にいま、最も遅く殴り込みをかけた形です。全国で1000以上の店舗を経営する元谷一志社長は、観光や交通機関の関係者などおよそ120人が集まった開業セレモニーで自信をのぞかせました。

元谷一志社長
「金色堂もありますけれども、歴史的な日本史好きであれば訪れたいという方多いのではないかなと思いますので。各地区で実は業界トップの客室数を持っていまして、大きいコンベンションとか観光需要とかコンサート需要、そういったもの全部実はまず真っ先に弊社に話が来るっていうことは、いわゆる客室数イコール情報力が集まる拠点であるということなんですよね。真っ先に弊社のホテルが選ばれるように常にリサーチしながら出店してますので、この盛岡のエリアにおいておそらく地域一番店に必ずなると思ってますし」

盛岡市に宿泊する観光客数は、全体では減り続けていますが、海外からの観光客は全国と同じく増えていて、去年、最多を更新しています。ことしも8月時点で去年の同じ時期より30%以上増えていて、観光需要の底上げに期待がかかります。

盛岡市観光課 真田伸課長
「外国人旅行者も含めて選択肢が増えると言いますか、そういったところではプラスの面もある。お祭りですとか伝統芸能、そういったところは武器になるんじゃないかと思っておりますし、来年で言いますと東北絆祭りが盛岡で開催されると。盛岡に注目が集まるような形でうまくPRできればいいかなと思っております」

アパホテルは盛岡駅近くに2棟目をオープンさせる予定で、すでに開発に着手しています。

(10/16 18:43 テレビ岩手)

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