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盛岡・住宅街の公園にクマ2頭 爆竹で1頭は走り去り1頭は公園内にとどまる(岩手県)



22日午後、盛岡市の住宅街にある公園で、親子とみられるクマ2頭が木に登っているのがみつかりました。1頭は、警察が鳴らした爆竹によって立ち去りましたが、1頭は現在も公園内にとどまったままです。

近所の人「あ〜あれあれ、クマ、2匹いるのよ親子、ほら黒いのあるでしょ」

22日午後2時半ごろ、盛岡市下米内2丁目の寺並児童公園で「公園の木にクマ2頭が登っている」と付近の住民から警察に通報がありました。近所の人によりますと、クマは親子とみられ、警察はパトカーを複数台出して、住民に外出を控えるよう呼びかけるとともに、現場で監視を続けました。

寺並児童公園は、JR山田線の山岸駅から東におよそ550メートルにあって、周辺には住宅が立ち並んでいます。

そして午後5時前。
「バン!バン!」
クマは警察が鳴らした爆竹によって木から降りました。

山口記者「今クマが公園を出ようとしています。公園を出ました。クマが今公園を出て走っています。住宅街を走っています」

しかし、もう1頭は別の木に登り降りするなどして現在も公園内にとどまっています。とどまっているのは子グマとみられます。けが人など被害の報告は入っていません。

なお、北上市の山林に1人でキノコ採りに出かけてクマに襲われ、8日に遺体で見つかった男性の身元は、DNA型鑑定などの結果、金ケ崎町六原の無職・照井千代美さん73歳と判明しました。

(10/22 18:52 テレビ岩手)

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