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■牛舎に居座っていたｸﾏ駆除　県内4例目の緊急銃猟　岩手･二戸市(岩手県)

二戸市の農場の牛舎に､8日から居座っていたｸﾏが10日､緊急銃猟で駆除されました｡

ｸﾏは､8日午前4時半ごろ､二戸市上斗米の大森農場の牛舎の中にいるところを､農場の関係者が見つけました｡

市は､発見から12時間後の午後4時半ごろ､牛舎の入り口付近に箱わなを設置しましたが､ｸﾏはかからず､10日までこう着状態が続いたため､午前11時ごろ緊急銃猟を行いました｡

牛舎にはおよそ60頭の牛がいて､ﾗｲﾌﾙ銃を使用すると弾が牛に当たったり音で暴れたりする恐れがあるため麻酔銃で捕獲され､牛や人への被害はありませんでした｡

ｸﾏは当初､子ｸﾞﾏとみられていましたが､実際は体長およそ120ｾﾝﾁのｵｽの成獣で､捕獲後に駆除さました｡

県内で実施された緊急銃猟は､これで4例目となりました｡

(12/10 16:55 ﾃﾚﾋﾞ岩手)

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