■小学生が新巻鮭づくりに挑戦 秋サケは深刻な不漁続く(岩手県)
釜石市の小学生が、ふるさとで昔から作られてきた「新巻鮭」作りに挑戦しました。県内では秋サケの深刻な不漁が続いています。
釜石小学校の5年生と6年生18人は、地元の食文化や水産業について学ぼうと新巻鮭作りに挑戦しました。
4日は、県水産技術センターの宮田小百合部長の指導を受け、サケのぬめりやはらわたを処理し、洗った後、塩漬けにしました。
県内では秋サケの深刻な不漁が続いていて、4日使ったサケは北海道産です。
また、児童のほとんどが魚をさばくのが初めてでしたが、沿岸の冬の風物詩ともなっている新巻鮭づくりに一生懸命取り組みました。
男子児童
「よく宮古とかの魚市場に行くんですけど、新巻鮭が売られていて、どういう風に作っているのかと思っていてきょうそれが知れて良かった」
女子児童
「おいしくてしっかり味がある鮭になってほしい」
新巻鮭は5日ほど塩漬けにした後、塩抜きし1週間干せば完成で、12月末の終業式にこどもたちが家に持ち帰る予定です。
(12/04 18:36 テレビ岩手)
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