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「自分事として考えて行動を」 旧役場庁舎跡地に震災の教訓伝える”伝承碑” 岩手・大槌町(岩手県)



東日本大震災の津波で多くの職員が亡くなった大槌町の旧役場庁舎の跡地に震災の教訓を伝える伝承碑が建てられ、7日、除幕式が行われました。

大槌町では、東日本大震災の津波で当時の町長と町の職員あわせて40人が犠牲になりました。

伝承碑は、職員の遺族でつくる団体が、津波で多くの職員が亡くなった旧役場庁舎の跡地に設置したもので、7日は、除幕式が行われました。

伝承碑には、マニュアルに従わず庁舎の玄関前に災害対策本部を設置した結果、職員が犠牲となったことなど未来の命を守るための教訓が刻まれています

(大槌町役場遺族有志の会 小笠原人志代表)「ここにきて石碑に触れた方々が自分事として考えて行動できるようなそういう機会になれば幸いだと思っています」

平野公三町長は、「石碑の設置は震災伝承の礎になる」と述べました。

(12/07 17:55 テレビ岩手)

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