■【出没続く】積雪の奥州市で女性がクマに襲われけが 大船渡市では緊急銃猟でクマ1頭駆除(岩手県)
4日朝、雪が積もった奥州市で60代の女性がクマに襲われケガをしました。大船渡市では、県内で3例目の緊急銃猟でクマ1頭が駆除されました。
?奥州市胆沢
今野記者
「奥州市胆沢小山です。クマが冬眠していてもおかしくはないほど雪が降っていますが、けさこちらで女性がクマに襲われました」
警察などによりますと、4日午前6時半ごろ、奥州市胆沢小山で60代の女性が飼い犬を捜していたところ、自宅からおよそ100メートル離れた場所でクマに襲われました。
女性は、道路脇からガサガサという音がし、振り向いたところクマに顔をひっかかれたということで、その後、自力で家に戻り家族が消防に通報しました。
女性は、意識があり、命に別条はありません。
被害者の母
「(クマは)あんまり出たことがない、この辺には。(冬眠)しないんだな。玄関から出るの、怖いですね」
警察と市は周辺をパトロールしましたが、その後、クマの目撃はありません。
■大船渡
また、大船渡市末崎町では、緊急銃猟でクマの成獣1頭を駆除しました。市役所によりますと、現場付近の林では2週間ほど前からクマが頻繁に出没していて、3日午後4時ごろもクマが目撃されていました。
さらに、4日午前6時半ごろに、その場所で市の職員がクマを確認し、追い払いやわなでの捕獲も難しいことから緊急銃猟が実施され、11時すぎに駆除されました。
通報した人
「(去年までは)そんなに出たことない。ことし初めて見た。まさか自分の家の前に出るとは思わなかった」
県によりますと、県内で実施された緊急銃猟は洋野町、釜石市に続いて3例目です。
(12/04 18:37 テレビ岩手)
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