NNNニュース

【対策】クマ目撃相次ぐ市中心部の河川敷 やぶの刈り払い 岩手・盛岡市(岩手県)



クマの目撃が相次ぐ盛岡市中心部の中津川河川敷で、クマの通り道になっているとみられるやぶの刈り払い作業が行われました。

これは盛岡市がクマ対策として初めて行い、5日は職員10人が分かれて、盛岡市内丸の「与の字橋」から「下ノ橋」までの間の河川敷のやぶを、機械を使って刈り払いました。

市内中心部を流れる中津川の河川敷には10月、成獣とみられるクマ1頭が居座り、一時、騒然としましたが、盛岡市によりますと、11月28日から12月3日までに市内中心部で6件のクマの目撃情報が寄せられています。

盛岡市環境企画課 冨手真一課長
「これまでここまでクマの出没情報というものが寄せられるということはありませんでしたので、実際に市が(刈り払いを)行うことが無かった」「(河川を管理する)国の担当ともいろいろ協議はしていたが、今回は緊急的に実施をさせていただく」

クマの通り道になっているとみられる河川敷のやぶを刈り払うこうした取り組みは各地で行われていて、中津川河川敷での作業は5日で終了しました。

(12/05 18:26 テレビ岩手)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)