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後を絶たない市街地へのクマ出没 自動ドアの開閉を手動に切り替える施設も 岩手県盛岡市(岩手県)



また、盛岡市中心部でクマの目撃です。市街地での出没が相次ぐ中、付近では建物への侵入を防ごうと対策を取っています。

警察呼びかけ
「歴史文化館付近にてクマ、クマの目撃があります。ご注意ください」

1日午前7時半ごろ、盛岡市内丸にある「もりおか歴史文化館」前の地下駐車場の入り口付近で、通行人がクマ2頭を目撃し、警察に通報しました。

クマはその後、姿を消し、現時点で被害の情報は入っていません。

内丸地区では、2日前と3日前にもクマが目撃されています。

また、1日朝早く、付近の交差点でクマが目撃された盛岡市立厨川小学校は休校の措置を取りました。1日朝以降、目撃情報が寄せられていないことから、2日朝から再開する予定です。

こちらは、盛岡市の岩手教育会館で11月18日に撮影された映像です。1日にクマが目撃された「もりおか歴史文化館」から西におよそ240メートル離れています。

岩手教育会館 谷地舘誠也主事
「ちょっと大変ではあるが、みなさんに手で開けてもらっている」

市街地でのクマの出没が相次ぐ中、自動ドアの開け閉めをクマの出没状況に応じて、手動に切り替える対策を取り、建物への侵入を防ごうとしています。

岩手教育会館 谷地舘誠也主事
「盛岡といえば結構、都会の方なので、ここまで来て、歩いているとなるとちょっと怖い」

岩手教育会館は来館者がドアを開けやすいよう、取っ手を付けることを検討しています。

岩手県は1日、県内に出している「ツキノワグマの出没に関する警報」と「クマ被害防止取組強化月間」を12月末まで継続・延長すると発表しました。

(12/01 18:09 テレビ岩手)

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