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【高校ラグビー 盛岡工業が2年連続で花園へ】岩手(岩手県)



特集です。全国高校ラグビー岩手県大会の決勝が18日、盛岡市で行われ、盛岡工業が黒沢尻北を2点差で下して、2年連続37回目の花園出場を決めました。山口記者のリポートです。

雨が降る中、行われた決勝戦。

連覇を狙う白と紺の盛岡工業と、3年ぶりの王座奪還を目指す黒と赤の黒沢尻北が対戦しました。

去年秋の県新人、5月の県高校総体に続き、3度目の決勝対決は、ここまで1勝1敗。

緊張感に包まれてキックオフです。

先制したのは黒沢尻北でした。

前半6分、盛岡工業の反則からチャンスが生まれ、フッカーの佐々木大志選手が左端に飛び込んで先制トライ。

幸先よく5点をリードします。

追う盛岡工業は、前半16分、ビッグプレーが飛び出します。

相手のキックを、スクラムハーフの齊藤紹央選手が体で防ぎ、そのまま持ち込んでトライ。

その後、ゴールも決め、7対5と逆転に成功します。

その後、前半24分には、黒沢尻北が反対へ大きく展開し、スピードを生かして盛岡工業陣内に攻め込みます。

最後は、スクラムハーフの福原岳選手が相手選手のタックルを振り切ってトライ。ゴールも決めて再び5点差をつけます。

一進一退の攻防が続いた前半終了間際の28分。

スクラムを起点に盛岡工業が反撃を試みます。

最後はナンバーエイトの佐藤羽駈選手がトライ。ゴールも決めて14対12と逆転し、前半を折り返します。

サイドのかわった後半は、両校とも体を張ったタックルで得点を許さず、結局、前半のリードを守り切った盛岡工業が14対12で黒沢尻北を下し、連覇を達成。

2年連続37回目の全国出場を決めました。

 盛岡工業 晴澤勇天主将
 「うれしいです。取って取られての試合ではあったが、やっぱり最後の最後まで気持ちと、フィジカルで圧倒して自分たちのやってきたことを貫いて試合をできたと思う。去年も花園に行って、1回戦は勝ったが、2回戦でシード校に負けたので、花園に借りもあるので必ず花園でその借りを返したい」

 盛岡工業 小原義巧監督
「接戦で良い試合だったので、座っていられず立ち上がってしまった。本当によく選手たちが体を張ってタックルし続けてくれて本当によくやったという感じ」

全国高校ラグビー大会は12月27日、大阪府の花園ラグビー場で開幕し、盛岡工業はベスト16を目指します。

 記念撮影「花園チェック、ワン、ツー!」

(10/20 18:41 テレビ岩手)

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