■【大船渡山林火災】まきストーブの火の粉の可能性指摘 出火原因特定至らず(岩手県)
平成以降、国内最大規模の延焼範囲となった大船渡市の山林火災の出火原因について、総務省消防庁は15日、「まきストーブの煙突から出た火の粉である可能性が相対的に高い」と指摘しつつ、「特定には至らない」と結論づけました。
報告書によりますと、出火した場所は最初に火災が目撃された大船渡市赤崎町合足地区にある水産加工の建物近くの切り株付近と特定しました。
切り株と建物はおよそ20メートル離れていて、当時、暖房用にまきストーブが使われていました。
再現による実験の結果から、強風やまきの量などが一定の条件下で煙突から火の粉が飛び散る可能性を確認しました。
そのうえで「他の要因に比べて相対的に高い可能性が認められるが、具体的な発火源、出火に至る経緯、及び着火物の特定には至らない」と結論づけました。
(07/16 12:23 テレビ岩手)
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