■【大船渡山林火災】「女性用品のニーズや意見伝えづらかった」初動対応の改善すべき点など市に提出 大船渡青年会議所 (岩手県)
大船渡市で発生した大規模山林火災を受け、7月に開かれた初動対応を振り返るワークショップの成果をまとめたレポートが10日、市に提出されました。
10日は大船渡青年会議所の鎌田智理事長らが大船渡市役所を訪れ、レポートを渕上市長に手渡しました。
将来起こる防災に役立てようと7月、高校生や市民らが参加し、山林火災でのそれぞれの初動対応を振り返るワークショップが開かれました。ワークショップでは「避難生活」、「ボランティア活動」、「避難生活」の3つをテーマに当時の関係者が振り返り、改善すべき点など意見を出し合いました。
市に提出されたレポートには、避難生活を経験した人の意見として「物資の管理をするのは男性職員がほとんどで、女性向け用品のニーズや意見などが伝えづらかった」など、経験者ならではの意見が反映されています。
鎌田智理事長
「もっとわたしたちを頼ってくださいと高校生に言われたことですね。一緒になって力を合わせて、何とかこの街を何とかしなくちゃいけないんだなという思いにつながった」
大船渡市の渕上市長は、「しっかりと反映させて、安全に暮らせる地域を作っていきたい」と話していました。
(12/10 18:39 テレビ岩手)
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