■JR東北本線で列車とクマが衝突 宮古市ではランニング中にクマに襲われけが (岩手県)
平泉町のJR東北本線の線路内で15日、貨物列車とクマが衝突し、その後の列車に運休などが発生しました。近くには、子グマの姿もありました。
15日午前7時ごろ、平泉町佐野のJR東北本線・平泉駅と山ノ目駅の間の線路上で、貨物列車とクマがぶつかりました。
線路に横たわったクマを運ぶために東北本線の上下線8本が運休や区間運休するなどして、乗客およそ2300人に影響が出ました。
平泉町によりますと、列車と衝突したのは1メートル40センチほどの成獣です。
その後、線路上では、子グマの姿が。においを辿っているのでしょうか、成獣のクマが列車とぶつかった辺りを歩き回っていました。
また、宮古市津軽石では13日午後8時ごろ、ランニング中の23歳の男性がクマに襲われ頭や背中、腕をケガしました。
近所の人
「怖いよねぇクマは。結構宮古でも出ているからね、方々でね。ラジオかけながら歩いている」
警察はその後、現場周辺をパトロールしましたが、目撃情報はないということです。
また、10月8日、北上市和賀町の山林で、キノコ採りに出かけていた73歳の男性が遺体で見つかりましたが、環境省は15日、男性がクマに襲われたことが原因で死亡したと特定しました。これで今年度、岩手県内でクマに襲われて亡くなった人の数は3人です。
(10/15 18:43 テレビ岩手)
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