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【「間一髪・・・」 冬道に備え運転講習会】岩手(岩手県)



冬道に備えます。

県外から派遣されている自治体の職員を対象に、冬道を再現した運転講習会が雫石町で開かれました。

冬の事故を防ごうと毎年開かれている、この講習会。

鉄板に水をまいて滑りやすくなったコースで、冬道での運転を疑似体験します。

水産庁から県の宮古水産振興センターに派遣されている職員は、40キロのスピードでも障害物にぶつかりそうになりました。

 指導する人
 「間一髪でしたよね」

 水産庁から宮古水産振興センターに派遣 三井洋平さん
 「非常に怖かった。目の前に障害物があって、とっさにブレーキを踏んで、ハンドルをきってブレーキを離してとか、一個一個の動作を瞬時にできるのかという不安が強い」

名古屋市から陸前高田市に派遣されている職員は、同じケースで完全に障害物にぶつかってしまいました。冬道では急に止まることも、曲がることもできません。

さらに、急にハンドルを切ると・・・車が一回転。

 「難しい」

 名古屋市から陸前高田市に派遣 黒田 輝さん
 「自分の普段、運転している技術を信じているということではないが、雪道の運転は違うというのを知ることができたので、気にしながら運転していきたい」

県内で、去年12月からことし3月にかけて起きたスリップによる人身事故は、前のシーズンより14件多い65件で1人が亡くなっています。

(10/20 18:33 テレビ岩手)

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