NNNニュース

今季最強寒波で雨から雪へ 海上は暴風に警戒を スキー場は今後の雪に期待(岩手県)



岩手県内は冬型の気圧配置が強まり、雨が次第に雪へ変わるところが多くなる見込みです。海上は大荒れが予想され、暴風に警戒が必要です。

低気圧が日本海を東北東に進み、全国的に冬型の気圧配置が強まっています。
上空には今季一番強い寒気が流れ込む見込みで、雨が降っているところも次第に雪に変わるところが多くなる見込みです。

沿岸には「暴風雪警報」が出されていて、3日夜遅くから4日未明にかけて予想される最大瞬間風速は、沿岸の海上で35メートルとなっています。

ウェザーニューズによりますと、4日朝の最低気温は3日よりぐっと下がり、盛岡市薮川と宮古市区界で氷点下8℃、盛岡でも氷点下3℃と予想されています。

強い冬型の気圧配置は5日にかけて続く見込みです。気象台は沿岸の陸上や内陸でも西寄りの強風に注意・警戒を呼びかけています。

この中、雫石町の「網張温泉スキー場」はゲレンデが雪でところどころ白く染まり、細かい雪が降っていました。

シーズンを前に3日、神事を行った「網張温泉スキー場」、「岩手高原スノーパーク」、「雫石スキー場」の3つからなる「雫石スキーリゾートエリア」。関係者は今後の雪を期待しています。

雫石スキーリゾートエリア連絡協議会 滝沢真人会長
「100%天然雪ということで、海外からも注目されているジャパンスノーを堪能できると思うので、ぜひ気軽に来てくれればと思う」

今後の雪の量にもよりますが、「岩手高原スノーパーク」は12月13日、そのほか、2つのスキー場は12月20日のオープンを予定しています。

JRによりますと、花輪線と北上線は4日、大雪が見込まれるため、遅れや運休が発生する可能性があります。今後の気象情報や最新の運行情報にご注意ください。

(12/03 18:33 テレビ岩手)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)