■駅構内で不審者対応訓練 酒に酔った不審者が刃物で駅員に襲いかかる想定(岩手県)
刃物を持った不審者に対応する訓練が22日、岩手町内の駅構内で行われました。
山口記者
「駅構内での不審者に対して警察と駅職員がどう連携するのか、実際に動きを確認します」
訓練は、JRいわて沼宮内駅で酒に酔った不審者が刃物で駅員に襲いかかってきたと想定し、警察、JR、IGR合同で行われました。
駅員「刃物閉まってください」
訓練は事前に内容を知らされずに行われ、駅員らは「さすまた」で不審者を遠ざけつつ、駅の利用者を避難誘導し、警察に通報します。
警察「おい、何してる!刃物置け!」
10月、東京のJR山手線で乗客が催涙スプレーを噴射し、2人がけがをするなど、全国的に列車や駅でのトラブルが発生する中、日頃の備えが重要となっています。
IGRいわて銀河鉄道いわて沼宮内駅・石出紘敏主任
「IGR線内では、酒飲んだ客がものを壊したり、社員に掴みかかったりしている。いつ自分が対応するかわからないので、訓練を通じて日頃から想定していきたい」
岩手警察署警備課 三上淳也警部
「不審者対応はマニュアルだけでなく、その場でどう動くかが非常に大切になってくる。今回の訓練を通じて、駅員の皆様が利用客に命を守るためにどう動くかを勉強してもらえば」
参加した人たちは万一に備え、連携手順を確認していました。
(10/22 17:15 テレビ岩手)
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