■【参院選岩手選挙区 世論調査&選挙戦中盤の情勢】(岩手県)
今回の参議院選挙について、テレビ岩手は13日までの3日間、県内の有権者を対象に、電話での世論調査を行いました。選挙戦中盤の情勢とあわせてお伝えします。
調査は、県内の有権者を無作為に選び、電話による聞き取りの形で1020人から回答を得ました。
今回の参議院選挙での投票行動について尋ねたところ、あわせて94.5%の人が「必ず行く」「なるべく行く」、または「期日前投票を済ませた」と答えました。
比例代表で投票したい政党については、「自民党」が26.6%、「立憲民主党」が23.1%、その後、「参政党」「国民民主党」と続いています。
また、議席については「与党が増えた方がよい」と答えた人が17.2%。「野党が増えた方がよい」と答えた人が34.3%、「どちらとも言えない」と答えた人が47.3%でした。
投票する候補者や政党を決める判断基準について最も多かったのは「物価高対策・経済政策」で、「年金などの社会保障」「防災・減災対策」と続きました。
「消費税」については、「いまの税率を維持すべき」と答えた人が30.8%、「税率を引き下げるべき」が45.5%、「廃止すべき」が20%でした。
続いて、選挙戦中盤の情勢です。
岩手選挙区に立候補したのは、届け出順にNHK党の新人・吉田博信候補59歳、立憲民主党の現職・横沢高徳候補53歳、参政党の新人・及川泰輔候補46歳、自民党の元職・平野達男候補71歳の4人です。
横沢候補は立憲民主党支持層の9割以上、共産党支持層の7割以上を固め、先行しています。
平野候補は自民党支持層の7割以上、公明党支持層の6割以上を固め、追う展開です。
及川候補は参政党支持層の7割以上を固め、支持の拡大に懸命です。
吉田候補は支持に広がりが見られません。
ただし、およそ15%の人が「わからない」と回答していて、20日の投票日までに情勢が変わる可能性があります。
(07/14 18:50 テレビ岩手)
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