■【町民待望】 国道107号線「大石トンネル」開通 地すべり災害からの復旧事業が完了 岩手・西和賀町(岩手県)
4年前に岩手県西和賀町の国道107号線で発生した地すべり災害からの復旧事業が完了し、11月30日、開通を祝うセレモニーが行われました。
セレモニーには関係者およそ100人が出席し、災害復旧トンネルの開通を祝いました。
開通した西和賀町大石地区を通る国道107号線・大石トンネルは、片側1車線で長さはおよそ1.4キロ。
トンネルは2021年5月に発生した地すべり災害からの復旧事業として整備されたものです。
災害復旧工事は原状回復が基本ですが、この地区にある大規模な地すべり地形を回避するため、国はトンネルを整備し復旧することを決め、本格的な工事開始から3年8か月での整備完了となりました。
西和賀町 内記和彦 町長
「災害発生当時は全国的に見ても単体では大きな災害ということで、どのように、どのくらいの期間で復旧できるのか、町民も関係市町村も心配していた。待望の災害復旧(トンネル)が開通ということで、町民挙げてうれしく思っている」
大石トンネルの開通により、走行時間はもとのルートと比べて2分ほど短縮されるほか、冬期間の安全性が向上します。
(12/01 00:00 テレビ岩手)
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