■「久慈育ち琥珀サーモン」今季養殖の稚魚 湾内のいけすに搬入 岩手・久慈市(岩手県)
久慈市がブランド化を図っている「久慈育ち琥珀サーモン」の今シーズンの養殖が始まり、稚魚が3日、湾内のいけすに搬入されました。
3日は「琥珀サーモン」として養殖するギンザケの稚魚7トンが、久慈湾に設置されたいけすに搬入されました。作業は11月7日から始まっていて、12月中におよそ100トン、61万匹を入れます。
稚魚は体長が15センチほどで、来年春からの出荷に向けて、50センチから60センチ、2.5キロほどまで大きくします。
「久慈育ち琥珀サーモン」は、近年水揚げ量が減っている秋サケに代わる魚として2021年から本格的な養殖を開始しました。
初年度は672トン、翌年は763トンの水揚げと徐々に量を増やし、5年目のことしはいけすを2基増やして、あわせて10基で1000トンの水揚げを目指します。
久慈市漁協 自営養殖課 馬内 悟 課長
「一大産地として、ギンザケの水揚げ数量1,000トンを目指して、事業の方を進めていきたいと思っております」
「久慈育ち琥珀サーモン」は、来年4月から7月にかけて水揚げされ、県内や東北地方のスーパー、飲食店などに出荷される予定です。
(12/03 18:13 テレビ岩手)
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