■芸術の秋 本格アートと手作り作品展 (岩手県)
芸術の秋です。きらりと光る感性を感じさせる本格アートと手作り作品の展示会が、盛岡市内で開かれています。
■カワトク
美しい岩手山が力強いタッチで描かれている油彩画。二戸市在住で農業のかたわら、画家としても活躍する高田啓介さんの作品です。
盛岡市のカワトクでは、芸術の文化を百貨店から発信しようとアートフェアが開かれていて、国内外の作家およそ60人の作品、300点ほどが展示販売されています。
岩手出身の佐藤佑さんのこちらの作品は、何層にも重ねた絵の具を紙やすりで削る日本画の技法を使って、鮮やかに描かれています。
25日と26日には、佐藤さんら作家が来場し、作品の解説などを行うする予定です。本格的なアートを間近に感じられるこの催しは、27日月曜日まで開かれています。
■マリオス
野上記者
「こちらの花や葉は本物のように見えますが、実は白い布から作られているんです」
まるで生花を生けたようなアートフラワー。白い布を花びらや葉の形に切り、色付けをして、形を整え、1本ずつ作りあげています。
盛岡市のマリオスでは、市内の手芸や工芸など22の教室から寄せられた個性豊かなハンドメイド作品、およそ350点が展示されています。
ちりめんを使ってつくられた人形や小物の数々。こちらの色とりどりのタペストリーは、母親が使っていた着物をリメイクしてコツコツ3か月かけて作ったということです。
もふもふ倶楽部 西川幸子さん(84)
「展示会があると、期日までと思って頑張ります。仲間もいるし、お互いに励ましあってやっている」
木彫りの鏡やさんさ踊りの太鼓のミニチュアなど、こだわりの詰まった作品が並ぶこの展示会は、26日まで開かれています。
様々な作品を鑑賞して、芸術の秋を感じてみてはいかがでしょうか。
(10/24 18:58 テレビ岩手)
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