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障害がある人の技能競技大会・アビリンピック開催 日ごろ培ってきた技術を披露し競い合う 秋田市(秋田県)



障害がある人が対象の技能競技大会・アビリンピックが秋田市で開かれました。

清掃や接客など学校や日常業務で培ってきた技術を披露し、競い合いました。

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「それでは開始してください」

障害がある人の職業能力を高め雇用促進につなげようと、毎年開かれている技能競技大会、

技能を意味する「アビリティ」とオリンピックを掛け合わせたアビリンピックの名称で親しまれていて、今年は特別支援学校の生徒や社会人など74人がエントリーしました。

木工や縫製などのほか、新たに事務補助の種目が加わり社会人の出場も大幅に増えています。

清掃審査
「始めてください」「開始します!」

生徒たちは大会の審査委員だけでなく、企業関係者に対しても日頃学んでいる成果を披露する場になっています。

企業の障害者雇用率が約6割と、ここ数年増加傾向にある県内。

社会に出て働くために必要なコミュニケーション能力などの重要度も増してきています。

接客
「クッキーのお客さま。ご注文は以上でよろしいでしょうか。ごゆっくりどうぞ」

それぞれの種目で優秀な成績を修めた選手は、10月に愛知で開かれる全国大会に出場します。

(07/10 18:03 秋田放送)

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