■圧巻の迫力!綴子の大太鼓の轟音がまちに響き渡る 雨乞いの神事・綴子神社の例大祭 北秋田市(秋田県)
雨乞いの神事として知られる北秋田市の綴子神社の例大祭が行われました。
“1枚の皮で作った太鼓の中では大きさが世界一”の綴子の大太鼓。
その迫力ある轟音が、今年もまちに響き渡りました。
鎌倉時代から続き、750年以上の歴史があるとされる、綴子神社の例大祭。
15日は、小中学生を含む地域住民約120人が、まちを練り歩きました。
見どころは、なんといっても巨大な大太鼓です。
祭りは、雨乞いの神事として行われていて、割れんばかりの太鼓の音を聞いた空の神が雨を降らすと信じられています。
最も大きな太鼓は、直径3.8メートル。
“1枚の皮で作った太鼓の中では大きさが世界一”として、ギネス世界記録に認定された太鼓もあります。
神社への奉納は、上町と下町の2つの地域が、毎年交互に行っています。
今年の当番は下町。
4年前はコロナ禍、おととしは記録的大雨に見舞われたため、下町にとって、祭りでの奉納は実に6年ぶりです。
綴子下町自治会 藤島勝政 会長
「本当にもううれしいの一言ですね。非常に悔しい思いをしながらきょうまで来ましたので、きのうの宵宮、きょうの本祭、本当に踊り手ひとりひとり、太鼓をたたく人ひとりひとりが、意気込みが我々にもひしひしと伝わってくる、そんな感じできょうは見ています」
厳しい暑さの中響き渡った、迫力ある轟音。
猛暑など、この先の天候も心配される中、参加者は、豊作と地域の安寧を願いました。
(07/15 18:14 秋田放送)
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