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強い日差しで一部で変色も…廃線の線路を彩るアジサイが見頃 「みんなで育てているところを見て」秋田・大館市(秋田県)



大館市で、廃線となった線路沿いに美しい景観を作り出そうと、地域の人たちが植えているアジサイが見頃を迎えています。

連日降り注ぐ強い日差しの影響も出ていますが、あと1週間ほどは大輪を楽しめそうです。

14日も青空が広がり、午前中からぐんぐん気温が上がった大館市。

廃線となった線路沿いに彩りを添えて、美しい景観を作り出そうと植えられているアジサイが、今、見頃を迎えています。

2009年に廃止された小坂鉄道の旧岱野駅の周辺に、地域の住民が主体となって、2028年までの10年間に3,000本のアジサイを植える計画が進められています。

今年は、先月末に咲き始めましたが、連日、降り注ぐ強い日差しの影響で、上の部分が変色しているものも少なくないということです。

14日の大館市の最高気温は、36度と、今年初めての猛暑日に。

それでも、アジサイの大輪が廃線に彩りを添えていました。

岱野駅前プロジェクト 九嶋光夫 会長
「(見に来ると)住民が草を取ったり、子どもたちが水をあげたりする光景が目に映ると思うんですよ。そういったところから、大きな団体とか企業じゃなくて、住民、小さい子どもからおじいちゃん・おばあちゃんまで、みんなで育てているというところを見ていただければいいなと思っています」

これから咲き始める咲きのアジサイもあり、見頃は、あと1週間ほど続きそうだということです。

(07/14 17:52 秋田放送)

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