■クマ被害が多発 福島県が緊急対策事業に着手 補正予算を専決処分し対処(福島県)
クマによる人への被害が相次いでいることを受けて、福島県は専門家の派遣など緊急の対策に乗り出します。
今年度10月時点のクマの目撃件数、人身被害の件数は、ともに過去最多を更新しています。
こうした事態を踏まえ、県は「ツキノワグマ被害防止緊急対策事業」として、対策を担う市町村対し、支援を行うことを決めました。
県が委託する鳥獣対策の専門家を派遣するほか、クマの出没を予防するため河川敷の草の刈払いなども行います。
また、ドラム缶式の箱罠やクマ撃退スプレーといった対策資材を県が購入し、市町村へ配布するということです。
事業にかかる補正予算の規模は3000万円で、県は24日付で専決処分し対策を実施します。
(10/25 10:42 福島中央テレビ)
・TOP
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)