■「最終的には正捕手に!」東北楽天から4位指名 支えてくれた仲間や家族にも感謝 学法石川高校・大栄利哉選手(いわき市出身) 福島(福島県)
23日のプロ野球ドラフト会議で、学法石川高校の大栄利哉選手が、東北楽天ゴールデンイーグルスから4位で指名されました。
楽天イーグルスから4位指名を受けた学法石川高校、いわき市出身のキャッチャー・大栄利哉選手。
大栄利哉選手「ずっと緊張感の中で過ごしてきたのでまずはホッとしています。予想以上というか…4位で評価して下さった楽天の方に感謝している。」
石川義塾中学から高校に進学後、1年生の秋から不動の4番で、高校通算13本塁打。
地元・東北の球団からの指名について、大栄選手は。
大栄選手「小さい頃から応援している球団が楽天イーグルスさんだったので率直にうれしいです。」
実は、年長からイーグルスファンだった大栄選手。
以前の取材でも「楽天だったらうれしい」と話していて、念願の球団からの指名となりました。
会見では、これまで支えてくれた家族への感謝も口にしました。
(Q最初に報告したいのは?)大栄選手「今ここにはいない兄に伝えたい。」
同じくプロを目指し切磋琢磨した6つ上の兄・陽斗さんです。プロの世界へ背中を押してくれました。
大栄選手「苦労した時に兄だったので兄にありがとうって伝えたいです。」
いわき市から学校に駆け付けた両親へも…
大栄選手「3年間自分がケガした時とか苦労したところが多かったけど、これからちょくちょく恩返しをしたいと思っているので応援よろしく願いします。」
父・敏さん「いつも笑顔でフレッシュに、反省は試合終わってからといつも言っていたんですけど、プレー中はニコニコと頑張ってほしい。」
(Q実家に帰って食べるものは?)大栄選手「ハンバーグ…も好きです。」母・恵子さん「大きいハンバーグ。本当に大きいんです。また帰ってきたら作りたいと思います。」
そして、苦楽をとともにしてきた仲間たち。
中には、選手を諦めマネージャーという立場で大栄選手の自主練習を支えてくれたチームメイトも…。
大栄選手「毎日(自主練でボールを)2箱くらい投げてもらって、隆斗のお陰もあってドラフト4位で指名されたと思うので感謝してます。」
元野球部・鈴木隆斗さん「信じられないです。こんな身近にすごい選手がいて幸せ。」
今回、調査書が届いていたのは楽天を含む5球団。
大栄選手によると指名された楽天からは、肩の強さや逆方向への長打力以外にも50メートル6.5秒という足の速さを評価されたそうです。
強肩強打の「打てるキャッチャー」を目指し、福島からプロの世界へ飛び込む大栄選手。
どんな時も明るく笑顔で、東北の地での活躍を誓います。
大栄選手「1年1年技術力を高めていって最終的には正捕手をとれるようになりたい。」
(10/24 18:46 福島中央テレビ)
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