■冬のボーナス支給額2年連続増加 「ご褒美消費」を狙ったボーナス商戦スタート 福島(福島県)
12月は、ボーナスの支給を心待ちにしている人も多いかと思います。民間のシンクタンク=とうほう地域総合研究所が県内のボーナス支給額の推計を発表しました。
それによりますと、県内の民間企業1人あたりのことしの冬のボーナスの支給額は、去年よりも1.8%ほど多い35万8595円と2年連続の増加となっています。ただし、全体的には、支給月数が横ばいのところも多いと見られ、月額給与が増えていることから、ボーナスが上昇する結果ともなっているようです。
この物価高で、節約志向も高まっていますが、とうほう地域総合研究所のエコノミスト=高橋さんによりますと、この冬のボーナス商戦は「普段節約している分、ご褒美として買い求める傾向も見られるので」はと話しています。実際に、街では、そんな「ご褒美消費」を狙った、ボーナス商戦も始まっています。
ことしも残すところ1か月。郡山市の百貨店では…1階入口すぐの場所にボーナス商戦にあわせた商品がズラリと並んでいます。例えば「自分へのご褒美」として、より良い睡眠をとってもらおうと高級寝具を普段のフロアからお引越し、ボーナス商戦にあわせて並べているそうです。
また、健康志向が高まる中、快適な環境で過ごしてもらおうと高性能の空気清浄機も用意。こちらもまさに「自分へのご褒美」です。
さらに、このボーナス商戦にあわせて、雑貨や食品で人気のディーン・アンド・デルーカの特設コーナーも展開。
物価高の中、人気商品をお得に購入できるセット売りも用意しているそうです。これもまさに「自分へのご褒美」でしょうか。
うすい百貨店 菅野俊広 営業推進部長「物価高の状況ではありますが、自分へのご褒美として少し背伸びをしていいものを展開させていただいております。ぜひお気に入りの商品を見つけて頂ければと思います」
一方、猪苗代町のホテルでは…「自分へのご褒美」にぴったりの宿泊プランが用意されています。
ホテルリステル猪苗代 月井英美 総支配人「(カーテン開ける)正面に猪苗代湖ですね。今日晴れ渡っているので非常に綺麗に見えますね」
「ご褒美」ステイをうたう、1日3室限定のこちらのプラン。女子旅にもぴったりの広々としたツインルームからは猪苗代湖や磐梯山を一望。
そして、このプランの目玉がヘアードライヤーやヘアーアイロン、フェイススチーマーなど、有名ブランドの美容家電です。
さらに、化粧水や入浴剤など、充実したアメニティ、バスルームのシャワーヘッドまで…自分をいたわる、プラン専用のものとなっています。
一泊2食付で夕食は、このプラン限定のフレンチのコースなんだとか。まさにぜいたくな「ご褒美ステイ」です。
ホテルリステル猪苗代 月井英美 総支配人「客室も食事も備品類も変えてありますので、ボーナスが入って自分へご褒美をという方にとっては最適なプランだと思いますね」
物価高の中だからこそ、たまには、自分にぜいたくなご褒美を…県内でもそんなボーナス商戦が始まっています。
(12/01 19:40 福島中央テレビ)
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