■来年4月からごみ処理有料化 会津若松市長がタウンミーティングで説明 福島(福島県)
福島県はごみの総排出量が全国ワースト2位です。
中でも生活系ごみ=家庭から出るゴミの量は、県内の大きな都市でみると会津若松市がワースト7位、福島市がワースト12位など全国的に見ても多い状況です。
その会津若松市では、ごみの減量を目指して来年4月から家庭で出るごみ処理の有料化に踏み切ります。
3日夜、会津若松市で開かれたタウンミーティング。集まった市民に説明するのは市長です。
*会津若松市 室井照平市長
「230自治体でビリから12位です。生活系ゴミはワースト7位です。」
会津若松市では来年4月から、これまで無料だった家庭の「燃やせるごみ」「燃やせないごみ」「粗大ごみ」の処理を有料化するのです。
市が指定するごみ袋やごみ処理券を買うことで、処理費用の一部を市民に負担してもらいます。
有料化の目的はごみの減量。
ごみの発生を抑えたり資源化につなげたりすることで、燃やせるゴミの量を1日あたり12.3パーセント=11.5トン減らすことを目指しています。
*会津若松市 室井照平市長
「負担いただいた手数料は、分別資源化の拡充、減量活動への助成、高齢者のゴミ出し支援などまちづくりのために使います。」
説明を聞いた市民は…。
*男性
「まず、やらないと先は進まないと思うので、(有料化をを)やってみて直すところは直す、進めるところは進める。」
*女性
「(ゴミの減量には)有料化がやっぱり必要だと思います。(今は)資源ゴミも捨てられていてもったいない。」
市は今後、有料化に対して理解を深めてもらえるよう地域ごとに説明を重ねることにしています。
(07/04 18:32 福島中央テレビ)
・TOP
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)