■王者のプライドとセンバツの悔しさ…聖光学院が目指す日本一 福島(福島県)
夏の県大会で3連覇中、春のセンバツでは全国ベスト8となった聖光学院。王者のプライドとセンバツの悔しさを胸に集大成の夏に挑みます。
今年の春のセンバツ高校野球。聖光学院は 名立たる強豪との数々の激闘を制し、12年ぶりのベスト8進出を果たしました。持ち前の粘り強さを見せつけた大会となりましたが、選手たちにとってはまだまだ満足する結果ではありませんでした。
■竹内主将インタ(浦和実業敗戦後)
「これが聖光学院の野球かと言われればまだまだそうではないと思いますし」「必ずこの舞台に戻ってきて今度こそは日本一をとれるように」
春の悔しさと夏3連覇中の王者としてのプライドを胸に。今年の夏も甲子園の舞台そして日本一を目指します。
■斎藤智也 監督
「スイッチの入れ方を知ってるチーム」「やり込んでいるという自信が選手達の中にはあると思う。試合になった時の入り込み方が非常にいい」
今年のチームの強さは、いざという時の「一体感」。
■竹内 啓汰 主将
「一体感が生まれた時の強さはどこにも負けていないと思います」
今年の聖光学院、守りの中心は左右のダブルエースです。背番号1を背負う大嶋哲平投手は、抜群の制球力を誇る左のサイドスロー。センバツでは強豪を相手に好投し、ベスト8に大きく貢献。全国にその名を轟かせました。
■3年 大嶋 哲平 投手
「全国区の相手と戦うことで通用する部分だったり、通用しない部分がわかったので」「戻ってからは、自分の中で気づいた点というのを求めてやってきました」
そして、もう1人。右のエースは小野町出身の管野 蓮投手です。管野投手は最速142キロの力強いストレートとカットボールが持ち味の右腕。しかし、右肘のけがの影響もあり、春は登板できませんでした。
■管野 蓮 投手
「春投げられなかった分を夏は自分のピッチングができればなと思います」
夏こそは、と燃える管野投手には、甲子園への人一倍強い思いがあります。
■須賀川シニアの卒団時のメッセージ
「お父さんと同じ甲子園に出て、日本一をとって恩返しします」
小中学生の時は甲子園に投手として出場した父、裕二さんの下で野球をしてきた管野投手。
■小野町出身 管野 蓮 投手
「小さいころから甲子園にいきたいという思いはあったので、最後の夏、両親を甲子園に連れていければと思います」
「両親を甲子園へ。」けがから復活したもう1人のエースがチームに更なる勢いをもたらします。それぞれの選手が抱える夏への思い…球児たちの熱い夏がいよいよ、10日開幕します。
(07/09 18:43 福島中央テレビ)
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