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“大雨の福島”JR白河駅前は冠水 東北新幹線も一時運転見合わせ・福島 (福島県)



福島県は10日午後、梅雨前線がのび、南から暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、大気の状態が不安定になりました。

会津南部と中通り南部では活発な雨雲やカミナリ雲のかかっているところが多くなっています。

気象庁によりますと白河市付近と泉崎村付近では、レーダーなどによる解析で午後1時20分までの1時間に約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。

気象庁は、数年に一度の大雨になり、災害が起きる恐れが高まっているとして「記録的短時間大雨情報」を発表しました。

動画は午後1時40分ごろに白河市のJR白河駅近くの「しらかわ観光ステーション」で撮影されたものです。

駅前が冠水し、タクシーのタイヤの半分ほどまで水が溜まっている様子が確認できます。

また、時々雷鳴も聞こえてきます。

この大雨で、交通機関にも影響が出ています。

東北新幹線は午後1時35分から約30分間、東京〜仙台の上下線を一時運転を見合わせました。

最大約31分の遅れが出たということで、約1300人に影響がありました。

また東北本線(新白河〜矢吹)と水郡線(常陸大子〜郡山)は運転を見合わせています。

福島県内は10日夕方にかけて、万部を中心に激しい雨や雷雨の所がある予報です。

前線は10日夜には、関東の南に下がり、大雨のピークは越えそうです。

動画提供:公益財団法人白河観光物産協会

(07/10 15:18 福島中央テレビ)

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