■「市議会との向き合い方はどう?」…新福島市長“歴代最年少”のリーダーが初登庁 福島(福島県)
県都・福島市に33歳の新たな市長が就任しました。福島市長としては “歴代最年少”となる若きリーダーの誕生に注目が集まっています。
■野尻英恵アナウンサー
「午前9時前の福島市役所です。職員だけでなく、多くの市民も集まってきて、新市長の初登庁を待っています」
多くの職員や市民に迎えられながら初登庁した福島市の馬場雄基新市長。
■就任式での訓示 馬場雄基 新福島市長
「この故郷の福島市のリーダーならしていただけることに、私はしっかりとその任と向き合わなければいけないと身の引き締まる思いであります」
年齢は“33歳”と福島市長としては歴代最年少!現在、任期中の県内の市町村長、全国の県庁所在地の市長の中でも最年少となります。市民からは。
野尻アナ「きょうはどうしてこちらにいたっしゃったんですか?」市民「新市長の馬場さんにお会いしたことないので一目拝見したいと思って来ました」「期待の方が大きいですね、若い力で馬場さんならやってくれると思います」「若いなって、色々期待しちゃう」「新しい何かをやってくれそう」
特にその“若さ”に注目が集まる馬場市長ですが共に市政運営の中核を担うのは一回りも、二回りも上のベテランの市幹部。今後、年上ばかりの組織をまとめ上げ市政を前に導く「舵取り役」を担っていかなければなりません。
■馬場雄基 新福島市長
「全ての立場を全ての垣根を超えていく。そうしていかなければ、今の福島市を前に進めていくことは不可能だと思っています」
一方、市民からはこんな声も。
■市民
「政党の支援があると特定の政党に縛られることがあるので、それがないのはいいが、やりたいことが各政党の利益などで足を引っ張られる心配はある」
立憲民主党を離党し、どこの政党の支援も受けず、無所属で選挙戦を勝ち抜いた馬場市長。
野尻アナ「選挙戦では市議のほとんどが相手陣営につく形。市議会との向き合い方はどう考えてるか?」
■馬場新市長
「あまり気負いたくないなと思っています。私が一番大切にしたいのは『共に前へ』ということです」「議会と行政は車の両輪ですから、皆様と一緒にタッグを組めるような、その時々においては真剣勝負でありながら適切な関係性を皆様方と一緒につくらせていただきたい」
福島駅周辺の空洞化や人口減少対策など課題が山積する福島市に新しい風を吹き込めるのか?
■馬場新市長
「いまの暮らしの安心と未来への可能性を広げるため、変化を恐れず挑戦し、福島市を真っすぐに前に進めたい」
任期は8日から4年。県都・福島市の新たなリーダーの手腕に注目が集まります。
(12/08 18:59 福島中央テレビ)
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