■冬の足音近づく…いわき市に「冬の使者」白鳥が飛来 冬の高速道路の安全を守る除雪車の出動式も 福島(福島県)
23日朝は福島県に30ある観測地点のうち29の地点で今シーズン一番の冷え込みとなりました。
冬の足音が聞こえてきそうな気温でしたが、こちらは「冬の使者」ハクチョウ。
日中、いわき市で撮影されたものなんです。
今年は「短い秋」とも言われていますから、あっという間に冬がやってきそうですね。
高速道路でも冬に活躍する除雪車の出動式が行われ、冬を迎える準備が進められました。
こちらは、いわき市を流れる夏井川。
そこに姿を見せたのは…ハクチョウです。
実は、夏井川もハクチョウの飛来地で、日中はゆったりと水面を泳いだりエサを探したりする姿が見られました。
日中は日差しが降り注ぎこの時期らしい気温となりましたが、23日朝はほとんどすべてのところで今シーズン一番の冷え込みとなり、平年を2℃前後下回ったところが多くなりました。
20年以上、夏井川のハクチョウを見守っている村上孝行さん(77)。
先週くらいからハクチョウがやってきて、ピーク時には300羽以上が集まるといいます。
村上孝行さん「ハクチョウが来るっていうことはすばらしいんだなって。そういう風な環境をこれからも守っていきたいなと考えています。」
村上さんによりますと、来年の3月20日ごろに北帰行が始まり、ハクチョウたちは夏井川に別れを告げていくということです。
一方、こちらは、高速道路を管理するネクスコ東日本の郡山事務所。
ずら〜っと並んだこの大きな車、雪をかきわけるスコップのようなものが付いた除雪車です。
冬を前に、除雪車の出動式が行われ、県警の高速隊や関係機関などからおよそ100人が出席し今後の作業の安全を祈願しました。
園児から花束贈呈「運転に気をつけて頑張ってください」
ネクスコ東日本は、毎年11月上旬から急な積雪や路面の凍結に備えて準備をしていて、ドライバーが高速道路を安心して走行できるように冬は24時間体制で安全を確保するための作業をするといいます。
NEXCO東日本 郡山管理事務所 橋久仁彦 所長「安全、安心、快適、便利な高速道路の空間の提供を実現して参ります」
作業員「全車両、出動!」
秋が深まるのにつれて、これから迎える冬に向けた準備が進んでいます。
(10/23 18:39 福島中央テレビ)
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