■放射性物質の外部への流出はなし 福島第二原発で“空気が漏れるトラブル”(福島県)
福島第二原発で放射線の管理区域から空気が漏れるトラブルがありました。
東京電力によりますと放射性物質の外部への流出はないということです。
東京電力によりますと、富岡町と楢葉町にまたがる福島第二原発1号機のコントロール建屋で13日午後2時過ぎ、放射線の管理区域にある扉から非管理区域に空気が漏れているのが確認されました。
このため、応急措置で扉をテープで養生し約2時間後に空気の流出は停止しました。
扉周辺の放射性物質の濃度は検出限界地未満で、周辺のモニタリングポストに有意な変動はなくこのトラブルによる放射性物質の外部への流出はないということです。
通常、放射線の管理区域と非管理区域は気圧の調整で、空気が漏れない構造になっていますが、東京電力がトラブルの原因を調べています。
第二原発では1号機を含む4基すべてで廃炉作業が進められています。
(10/15 14:01 福島中央テレビ)
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