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福島県警の男性巡査部長(54)が酒気帯び運転容疑で書類送検 停職1か月の懲戒処分(福島県)



停職1か月の懲戒処分を受けたのは福島北警察署に勤務する男性巡査部長(54)です。

福島県警によりますと、男性巡査部長は2025年2月18日、酒を飲んだ状態で、桑折町の国道で乗用車を運転したということです

男性巡査部長は前日の夜に自宅で飲酒し、翌日、福島北警察署へ乗用車で出勤したとみられています。

出勤後、車両運行前のアルコール確認で、上司から酒の匂いを指摘され、アルコール検査したところ、呼気から基準値を超えるアルコールが確認されたということです。

男性巡査部長は警察の調べに対し、「大変申し訳ないことをしてしまった」と話していたということです。

県警は任意で捜査を進め、17日付けで酒気帯び運転の疑いで福島地検に書類送検していて、男性巡査部長は依願退職しています。

福島県内では1月に、郡山市で19歳の受験生が飲酒運転の車にはねられ死亡した事故があり、県警は飲酒運転根絶に向け、取り締まりを強化していました。

福島県警の森末治本部長は「警察官としてあるまじき行為であり、県民の皆様の福島県警に対する信頼を大きく損ねたことに対しまして、深くお詫び申し上げます」

「県警察として、飲酒運転根絶に向け取り組みを強化している中で発生したことを厳粛に受け止め、再発防止および県民の皆様の信頼回復に全力を尽くしてまいります」とコメントしています。


(07/17 16:22 福島中央テレビ)

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