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他にも秘密事項を漏洩か…不正入札後の約1年間で“同額”入札が急増 福島(福島県)



いわき市発注工事をめぐる贈収賄事件で、不正があったとされる去年1月の入札以外でも、市の職員が秘密事項を漏らしていた可能性があることが分かりました。

加重収賄の疑いで再逮捕されたいわき市水道局の眞山佳幸容疑者(34)は、去年1月の市発注工事の入札で、秘密事項の設計金額などをいわき市の業者に教え、見返りに現金10万円円を受け取った疑いです。現金を渡した疑いで大松興産の松原文司容疑者(74)も再逮捕されました。市の入札資料によりますと、この入札の後の1年ほどの間に、大松興産による最低制限価格と同額の入札件数は15件と急増しています。警察は事件以外の工事でも、眞山容疑者が秘密事項を漏らした可能性があるとみて、捜査しています。

■大松興産によるいわき市水道局の応札と最低制限価格と同額の入札件数
2020年度:最低制限価格同額入札0件
2021年度:最低制限価格同額入札0件
2022年度:最低制限価格同額入札0件
2023年度:最低制限価格同額入札4件
2024年度:最低制限価格同額入札12件


(07/11 12:01 福島中央テレビ)

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