■「自動車販売店なのにセールスはしません!」新たな販売戦略 福島(福島県)
カーシェアの普及などで、大都市部や若い世代を中心に今、車を持たない「車離れ」が進んでいると言われています。こうした中、県内の自動車販売店では、これまでにはない新たな販売戦略を始めています。キーワードは、こちら「自動車販売店なのにセールスはしません!」です。その現場を取材してきました。
福島県内に41店舗を展開する自動車販売の「福島日産」。カーシェアの普及などで、大都市部や若い世代を中心に車を持たない「車離れ」が進んでいると言われる中、新たな販売戦略を始めました。はたしてその戦略とは、いったいどんなものなのか…野尻キャスターがその販売店で体験取材しました。
■日産ブランドクルー 金子 蒼生さん
「いらっしゃいませ、こんにちは。本日ハローニッサンプログラムをご予約の野尻様でいらっしゃいますね。」
新たな販売戦略、それは「ハローニッサンプログラム」。大きな特徴は…
■野尻キャスター
「自動車販売店の新たな戦略を取材にきたんですが、最初に目に入ってくるのは、セールスをしないスタッフがサポートとありますね…。」
このプログラム、自動車販売店なのに、セールスをしないんです。
■日産ブランドクルー 江川 真生さん
「日産の技術を純粋な気持ちでご体感頂き、ブランドの魅力を知って頂くプログラムとなっております。」「わたくしどものほうでセールスをすることはございませんので、ご安心頂ければと思います。」
ちなみに、「ハローニッサンプログラム」は予約制。予約時に、車のナンバーを確認するため、店に到着した時点から販売スタッフではなく、セールスをしない△ハローニッサン」のスタッフが対応するそうです。
「安全で安心な車社会、その実現へのキーワードは、車の電動化と知能化です。」
プログラムではまずは、日産の技術やブランドについて動画を視聴。そして、いよいよ試乗ですがここにも大きな特徴が…
■日産ブランドクルー 金子 蒼生さん
「距離は74キロぐらい、試乗時間は80分を予定している」■野尻キャスター
「そんなにたっぷり乗れるんですか?」
自動車販売店の試乗というと、店舗の周辺を走るイメージですが、「ハローニッサン」は、先進技術を体感するため距離も時間も長めの試乗となっているのです。野尻キャスター、今回は電気自動車「アリア」で話題の新技術を体感しました。
■日産ブランドクルー 金子 蒼生さん
「前の画面青くなっていますので、手を離してみましょう。」■野尻キャスター
「えっいいんですか?いいんですか?あっこれが自動運転ですか?」「この道、カーブがきついですけどもちゃんと道に沿って自動運転していますね。」
長時間、長距離の試乗だからこそ、高速道路での自動運転なども体験できます。さらに…
■野尻キャスター
「ハローニッサン!」「自宅に帰る」
ナビの音声操作など、インターネットにつながる「コネクテッドカー」の技術も体感できます。
■野尻キャスター
「たっぷり体感できるので、説明をきくだけと、実際に運転するとのでは全然違いますね。」
こうして試乗から戻ると…。スマートフォンでアンケートに回答。そのあとは…。
■日産ブランドクルー 金子 蒼生さん
「よろしければ、本日おのりいただいたアリアのカタログはお持ちになりますでしょうか。」■野尻キャスター
「はい、お願いします。」■日産ブランドクルー 金子 蒼生さん
「以上でハローニッサンプログラム終了でございます。」■野尻キャスター
「これで全部終わり?そうなんですね?」■日産ブランドクルー 金子 蒼生さん
「本日はありがとうございました。」■野尻キャスター
「こちらこそありがとうございました。失礼します。」
店頭でうたう通り、やはり、最後まで、セールスはありませんでした。体験取材を終えた野尻キャスター。ブランドクルーの金子さんに、「車離れ」の現状、さらには、今後の販売戦略について聞きました。
■野尻キャスター
「自動車離れとはいわれたりすることもありますが、日頃それは感じますか。」■日産ブランドクルー 金子 蒼生さん
「たしかに感じます。ただ、(自動車に)興味がなかったわけではなくて、きっかけや接点がなかっただけなのかなとも思います。」
そうした背景もあり新たな接点として、全国の日産の販売店で導入が進む「ハローニッサンプログラム」。福島日産も東北で初めて今月19日から導入しました。
■野尻キャスター
「セールスをしないという新しい切り口ですが今後、どんな展開を期待していますか。」■日産ブランドクルー 金子 蒼生さん
「たくさんのお客様に日産車や日産ブランドの魅力を知って頂いて、車に興味を持って頂くきっかけだったり接点をたくさん作っていけたら良いと思う。」
「セールスをしない」これまでにはない発想の自動車販売の戦略、進む「車離れ」をとめることはできるでしょうか。
(12/22 19:26 福島中央テレビ)
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