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“逆走が起きやすい平面交差IC”福島県内では8カ所 福島県警が現場で緊急点検(福島県)



東北道で車が逆走し3人が死亡した事故で、逆走のきっかけとみられるインターチェンジと同じ構造の「平面交差」のものが福島県内にも8個所あり、現場で緊急の点検が行われました。

4月、栃木県・那須塩原市の東北道上りで、車が逆走し3人が死亡した事故。
事故のきっかけとみられているのが、インターチェンジの複雑な構造です。

こちらは事故があった場所に近いインターチェンジです。
本線へ行く赤い道と、本線から下りる道が合流する「平面交差」と呼ばれる構造になっています。
気づかぬうちに進入禁止である青い道のほうへ進むと「逆走」となります。

福島県内の高速道路にも「平面交差」のあるインターチェンジが8か所あります。
こちらは、相馬福島道路の霊山インターチェンジ。映像をよく見ると…本線へ向かう道と本線から下りる道が合流しています。
そこで福島県警は「平面交差」のインターチェンジで逆走注意を促す標識がしっかり確認できるかや、道路標示が劣化していないか関係機関と一緒に緊急点検を行いました。

■福島県警高速隊 半沢正行隊長
「こうした現場点検は1回で済むものではないので、年間通じて継続して普段の現場点検を続けていきたい」

福島県警は逆走を防ぐため「標識をよく見て正しい進路方向を確認してほしい」と注意を呼びかけています。


(05/02 15:52 福島中央テレビ)

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