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一票に込める思い℃瘤メたちは…「もやもやが出てしまって」 福島(福島県)



事実上の政権選択選挙とも言われている参院選。投票日は7月20日です。「ゴジてれChu!」ではシリーズで県内の様々な立場の人に一票に込める思い≠聞きます。きょうは将来を担う世代の若者たちです。

福島では、現職と新人、あわせて5人が立候補した今回の参院選。県民は、一票にどんな思いを込めるのか…今回、「ゴジてれChu!」が向かったのは福島大学。お話を伺うのはこちらの方…

■星さん
「若者世代の参画によるまちづくりというのはどういう形なんだろうって考えています」

地域の政策について学ぶ、4年生の星萌生さんです。実は、星さん。大学のそばで、ちょっと変わった活動に取り組んでいます。それは、味噌汁を飲みながら、若者が語り合う味噌汁バーです。

■星さん
「ふだんモヤモヤしてることをみんなで共有して、そこに解決策があるなら、解決するまで持って行ってもいいし、共有、共感するだけでももみたいなそういう場所ですね」

この日もバーでは、さまざまなモヤモヤが…

■学生
「私が、最近夜居場所がないなと感じることが多くて。」「夜、(自宅で)居心地悪くなったり、居場所がない、寂しい、つらいみたいに思っている子たちもいるともう。高校生、大学生でもいると思うし。」

もちろん、投票日が迫る、参院選の争点も話題に。

■学生
「人口が増えなければ、どうにもならない。すべて共通。そこを解決するために、スマート農業とか、省力な作物などあるでしょうけど。」

さらに、選挙ではこんなモヤモヤも…

■星
「今回、選挙がよいかわからなくて」「それね、ちょっと難しいよね」

政治に対するモヤモヤは大きいようです。

■大学院1年生
「世の中的に、(若者に)頼んだぞみたいな。(除染土の)最終処分場の話も置き去りになっていて、なんとかなるでしょみたいなのが積み重なっていく、年金とかも同じ問題だと思うが、いまの上の人たちは、いまどうするかが多いけど、周りにいる人も含めて、今、若い世代は自分がどうするかもそうだし、自分がいなくなったあとにどうなるかも考えないと、日本なくなるなと思って。」

一方で、バーの「店主」星さんにも、参院選へのモヤモヤがあります。

■星さん
「本当にこの人で良いのかなというもやもやが出てしまって、でも消去法でその人しかいないと思っていた人ですら、ちょっと本当にこの人で良いのかなという迷いが出てしまって」

味噌汁バーできかれたたくさんのモヤモヤ。このモヤモヤに、向き合うことこそ、政治の役割かもしれません。投票日まであと4日、星さんは、一票に、どんな思いをこめるのでしょうか。

■星さん
「若者に投資する社会に」「いま人口減少が進んでいく中で、若い人がすごく減っているところで、若者に求められるものが多くなってきている。」「自分の好きなこと、興味があることを地域に出していって地域に生きていくということがあれば、望ましいとおもっているので、自分が好きということだとか自分がこういうことが興味があるとか、どんどんアピールできる社会になればよいと思う。」


(07/16 18:42 福島中央テレビ)

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