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13日朝 福島市で熊の目撃相次ぐ 人や物の被害なし 付近の住民に警察が注意呼びかけ(福島県)



13日朝、福島市では熊の目撃が相次いでいて、警察が注意を呼びかけています。

熊が目撃されたのは、13日午前5時ごろ、福島市荒井字上新田地内です。

警察によると、70代の男性が市道を散歩していたところ、田んぼのあぜ道を国道115号に向かって歩く、体長約70センチメートルの熊1頭を目撃したということです。

また、13日午前7時半頃には、福島市飯坂町字沼ノ上地内すりかみ浄水場東側山中でも熊が目撃されました。

近くにあるホテルの宿泊客が、山の斜面で、木の皮を食べている体長約1メートルの熊1頭と体長約50センチメートルの熊1頭の計2頭を目撃したということです。

いずれも、熊による人や物の被害は確認されていません。

警察は、パトカーで目撃場所付近を警戒するとともに、付近の住民に注意を呼びかけています。

【もし、熊に遭遇してしまったらどうしたらよいか?(福島県自然保護課より)】
@まず、熊と距離がある場合は刺激を与えないように熊のほうを見たままゆっくり後ずさりして逃げましょう。
A障がい物となる木や岩などがあればその陰に隠れるようにしながら距離を取るようにしてください。
Bまた、熊との距離が近い場合は「クマよけスプレー」などを持っていれば、吹きかけるのも有効です。
Cそれでも襲ってくるような場合は致命傷となるような頭や首を両手で覆いながらその場にうつぶせになり命を守るようにしてください。

夏になると山のエサが減り生活圏近くまで熊の行動範囲が広がりますので、今後も十分注意が必要です。

(07/13 13:47 福島中央テレビ)

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