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“飛び石連休”でも賑わう県内の観光地 大玉村では田植え前にしか楽しめないアトラクションも(福島県)



今年のゴールデンウイークは「飛び石連休」で、4月30日から3日間は平日となりますが、県内の観光地はにぎわっていたようです。まもなく各地で田植えが始まりますが、苗を植える前の数日間しか楽しめない!あるアトラクションを取材しました。

斜面を彩る鮮やかなピンクのグラデーション。約26万株の芝桜がじゅうたんのように広がる平田村の「ジュピアランドひらた」です。

大型連休の中日の平日ではありますが、県の内外から家族連れなどが足を運び、かれんな花に見入っていました。こちらでは、去年の記録的な暑さの影響で芝桜が枯れたこともあり、4万株ほどを植え替えたそうです。

■訪れた人は
「素晴らしい。きょうは風が強いから上るのは容易ではなかったけど」

30日の最高気温は、各地で前日と同じか、少し高くなったところが多かったんですが、午前中は寒気や風の影響もあり、訪れた人にとっては実際の気温よりも空気が冷たく感じたかもしれません。

■平田村産業振興公社 常務理事 三本松源治さん
「グラデーションが非常にきれいですよね。グラデーションを味わっていただいて、ほのかに香りもしますので、そちらも楽しんで欲しい」

芝桜は週末にも満開を迎え、ゴールデンウイーク明けまでが見頃だということです。

一歩、こちらは大玉村の「あだたらの里直売所」近くの田んぼ。そこに運び込まれたのは…大きなボードです。

実はこれ、水面をボードに立って漕ぎ進むサーフィンの一種「SUP」を田んぼで再現したもの。子どもたちに農業の魅力や田んぼに触れ合うきっかけになってもらおうと、直売所が企画しました。

本来、穏やかな波の上で行うSUPですが…30日は、風があまりにも強く、田んぼはまるで「大しけ」。そんな状況で挑戦するのは、この春中テレに入社した新人の小林記者!

「田んぼの上」だと、あなどってはいけません。全身を使ってバランスをとらなければならず、小林記者、さっそく田んぼに落ちてしまいます。風が強いうえに、田んぼのぬかるみに足がとられ、苦戦すること30分。ついに…落ちることなく渡りきりました。

■あだたらの里直売所 矢吹吉信 店長
「なかなか湖の上や海の上では危険性があるので、こういう田んぼだと転んでも脚が付きますので。安全面もある」

「田んぼSUP」は、5月6日まで無料で開催されています。

(04/30 18:50 福島中央テレビ)

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