■“アーバンベア”に注意!熊を寄せ付けないために必要なこと・福島(福島県)
市街地に現れる熊「アーバンベア」が増える中、私たちの暮らしに熊を寄せ付けないために何ができるのか?改めて、見ていきます。
県によるとまずは@屋外に生ごみや野菜などを置かないこと。
熊はエサに対する執着が非常に強いため、一度人間の食べ物や生ごみの味を覚えると、頻繁に人里に出没するようになるということで生ごみや野菜、果物、ペットフードなどを屋外に置かないようにすることが大切です。
A戸締りなど侵入されないようにまた、熊は倉庫など建物の中に侵入し餌を食べることもあるため、出入口や窓の戸締りを徹底するなど侵入されない対策が必要です。
特に、目撃情報が多い地域ではより注意が必要です。
続いて市街地で熊と遭遇した時はどうしたら良いのか?
日本ツキノワグマ研究所の米田一彦所長によると市街地に現れる熊いわゆる「アーバンベア」は隠れる場所を探しながら移動するため、出合い頭に人を攻撃するおそれが高いといいます。
そのため、市街地で熊に出くわした場合は、すぐに車や建物に隠れることが大切です。
また、熊は目があまりよくないため、電柱や街路樹などの全身が隠れないようなものでも身を隠す効果があるといいます。
それでも周囲に隠れるものがなく、熊が襲ってきた場合には致命傷を防ぐために首と頭を両手で覆い、うつ伏せで丸くなる姿勢をとって身を守ることが大切だということです。
(10/14 18:43 福島中央テレビ)
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