■立つか「光柱」 秘宝「アーク」を剣山山頂へ【徳島】(徳島県)
テレビの前のみなさんは、剣山に「ある秘宝」が隠されているという言い伝えがあることをご存知でしょうか。
剣山で7月5日、阿波の古代史などを研究する団体が行ったイベントにカメラが密着しました。
■剣山に眠る秘宝の「アーク」
(アワテラス歴史文化研究所・山本高弘 理事長)
「剣山に世界の秘宝『アーク』がですね、運び込まれて眠っていると」
徳島の霊峰・剣山。
そこには、ユダヤの三種の神器を収めた秘宝「アーク」が眠るとされる。
■アワテラス歴史文化研究所
そう語るのは、阿波古代史を中心に研究する「アワテラス歴史文化研究所」、通称・アワラボの代表、山本高弘さんです。
■11年に一度の「光柱」
山本さんによると「アーク」が眠る剣山には、11年に一度、光の柱「光柱」が立つ日があり、それが2025年だとのこと。
■うわさの「7月5日」
何かが起こるとウワサされた7月5日こそ、その日であり、光柱が立つとされる「アークのレプリカ」を山頂まで担ぎ、世界平和を祈ろうとイベントを開催しました。
■国内外で活動する「祈り人」
剣山登山リフト、見ノ越駅付近に集まった49人。
その中には、国内外で世界平和を祈る活動をしている人の姿も…。
(祈り人・Miccoさん)
「登り終わった後に『やったー』と、みんなで喜びで満ちている、祝祭の一日にしていきたいと思います」
■歴史考察系YouTuber
さらに、チャンネル登録者数約4万人の歴史考察系YouTuber「進撃の信政」さんも参加しました。
(歴史考察系YouTuber・進撃の信政さん)
「きょうは世界中の平和を祈って、アークがあることを信じて頂上まで担ごうということですね」
■「アーク」のレプリカを山頂へ
午前9時、イベントがスタート。
リフトに乗って約15分。
到着した駅の近くにある、西島神社から山頂に向かいます。
アークのレプリカは段ボール製で、重さは10キロにも満たないとのことですが、険しい登り道では十分な重さになります。
■暑さでリタイアも
(アワテラス歴史文化研究所・山本高弘 理事長)
「はやから休憩ですよ僕、先行ってください」
厳しい暑さにもやられた山本さんは、ここでリタイア。
残ったメンバーは、山本さんの想いも背負って山頂を目指します。
■山頂に到着
(歴史考察系YouTuber・進撃の信政さん)
「着きました」
登山開始から約1時間40分。
ほとんどの参加者が無事山頂に到着しました。
■世界平和を祈る
(Miccoさんによる世界平和の祈り)
山頂ではMiccoさんらによって、約1時間にわたり世界平和が祈られました。
■「同じ星に住む住人を体感」
(祈り人・Miccoさん)
「初めましての皆さんでしたけれども、地球を想う世界平和とか」
「同じ星に住む住人たち、皆同じこと想っているなっていうのを、すごく体感で感じさせていただいたので、気持ちよかったです」
■「光柱」は立った?
(歴史考察系YouTuber・進撃の信政さん)
「三種の神器を入れるアークっていうのは、ものすごく神聖な物ですし」
「今回レプリカですけれども、それを自分で運ぶことができたっていうのは」
「自分にとっても、すごく重要な一日だったかなと思います」
(記者)
「光柱は立ったのか?」
(歴史考察系YouTuber・進撃の信政さん)
「参加された皆さんの、心の中に立ったと思います」
■口伝・伝説を後世に
リタイアとなった山本さんに代わって、アワラボの宮本武考さんは、こういった取り組みで県内の活性化に?げたいと話します。
(アワテラス歴史文化研究所・宮本武考 専務理事)
「(県内には)『アーク』であるとか『邪馬台国伝説』、そういったロマンに溢れる口伝・伝説がありますので」
「それをこれからも後世に残して、口伝していくためにですね、こういった活動を続けています」
「剣山だけでなく、徳島県のいろんな箇所の遺跡で、いろんな事業を起こしてですね」
「(口伝が)廃れていかないためにですね、子どもたちも巻き込んで事業を起こしていきたいと思います」
肉眼で拝むことはできませんでしたが、みんなの心に立った立派な光柱。
■信じるか信じないかはあなた次第
きっとこの先、平和な世界が訪れることでしょう。
剣山に眠る秘宝「アーク」も「光柱」の言い伝えも、信じるか信じないかはあなた次第です。
またアワラボでは8月13日に、日本で最も著名とされるオカルト雑誌「月刊ムー」の編集長・三上丈晴さんを招いてのツアーや、座談会も開催予定とのことです。
県の発展に繋がるのか、これからの活動に期待したいですね。
(07/08 18:21 四国放送)
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