■県内景況10か月ぶりに「判断引き下げ」 徳島経済研究所【徳島】(徳島県)
最近の県内景況について徳島経済研究所は「一部に弱さがみられるが、緩やかに持ち直している」と、判断を引き下げました。
徳島経済研究所によりますと、2025年3月の県内の個人消費は、値上げ前の駆け込み需要も弱かったものの、店頭価格が上昇したことから、全体の売り上げは前年比並みとなりました。
国内旅行は、卒業旅行などの需要が弱く前年並み、海外旅行と宿泊では、クルーズ船などの高単価の旅行や、香港・韓国の定期便の影響で「インバウンド需要」が増加し、いずれも前の年を上回りました。
一方、2月の住宅着工戸数は、前年比39.7パーセント減の152戸となりました。
これらを受け、徳島経済研究所は最近の県内景況について「一部に弱さがみられるが、緩やかに持ち直している」と、判断を10か月ぶりに引き下げました。
また、今後については、「消費者マインドと米国政策の動向に注視が必要」としています。
(05/02 11:42 四国放送)
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