■「不当な捜査で得られた自白に信用性ない」 元塾講師の男が控訴【徳島】(徳島県)
女子児童へのわいせつ行為をめぐり、元塾講師の男が不同意わいせつの罪に問われた裁判です。
先日、徳島地裁が県警の取り調べを批判した上で、男に有罪判決を言い渡しましたが、弁護側が7月15日に控訴しました。
この裁判は2023年、元塾講師の男が生徒の女子児童の体を触るなどしたとして、不同意わいせつの罪に問われたもので、男の自白の信用性が争点になっていました。
7月11日の判決で徳島地裁は、警察の取り調べについて「威圧的な態度など、不当な取り調べをしてでも自白を獲得しようとした」などと批判した一方、「不当な取り調べの影響が遮断された検察官の取り調べで、事実を認めていている」などとして、男に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
弁護側は15日、判決を不服として高松高裁に控訴しました。
男の代理人は、「不当な捜査で得られた自白に信用性はない」とコメントしています。
(07/15 18:32 四国放送)
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