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「実情を申し上げますと…」 徳島都市開発の社長が市議会で見解 【徳島】(徳島県)



アミコビルを管理運営する市の第三セクター「徳島都市開発」の社長が12月1日、市議会で現状と今後の収支計画について見解を述べました。

(徳島都市開発・南波岳大 代表取締役社長)
「今の現在の実情を申し上げますと、当社の財務状況は厳しいという見方をしています」

アミコビルを管理運営する徳島都市開発は、5期連続の経常赤字となるなど、厳しい経営状態が続いています。

市は都市開発に対し、12月定例会中に長期収支計画を提出するよう求めていましたが、都市開発は財務状況が厳しいことを理由に提出が困難としていました。

そして1日、都市開発の南波岳大社長が市議会で見解を述べました。

(徳島都市開発・南波岳大 代表取締役社長)
「このまちを、この市街地をどういうまちにしていきたいかということを、みんなで絵をかいて」
「だからアミコビルはこういう役割にしよう、こういうビルにしていこうという思いを共有すれば」
「まちづくりのためにいくら投資するのか、何年で回収するのかという発想の中で、アミコの使い方も変わりますし」
「アミコに使うお金も変わってくるんじゃないか」

南波社長は黒字化を見込むうえで、テナント誘致のための設備投資が必要であり、財務状況が厳しい中、長期収支計画を作ることができない、アミコビルを含む、徳島駅の周辺のまちづくりを考える必要があると話しました。

また、追加融資を含む支援については、検討事項として提示しもので、具体的な依頼の際には、計画書や使途を明確にすると話しました。

(12/01 18:24 四国放送)

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