■阿南市で「人権フェスティバル」が行われました【徳島】(徳島県)
阿南市羽ノ浦町で6日、人権や同和問題などについて考える人権フェスティバルが行われました。
この羽ノ浦人権フェスティバルは、12月4日から10日までの人権週間に合わせて、人権への理解を深めてもらおうと毎年開かれているものです。
6日に行われた催しでは式典のあと地元の小学生や中学生が人権や同和問題について書いた作文を朗読し、人を思いやる気持ちや、互いに助け合い、生きていくことの大切さなどを自身の体験談を交えて発表しました。
この中で、羽ノ浦中学校3年の 福井心琴さんは「識字学級のどの生徒の皆さんも楽しい話をしながらも心の中では一人ひとり過去の強かった思いがまだはっきりと残っているんだと気づきました。識字学級に行くまでは部落差別なんて他人事のように思っていた自分に腹立たしい気持ちになりました」と語りました。
このあと地元・羽ノ浦中学校マンドリン部の演奏なども行われイベントを盛り上げていました。
(12/07 17:12 四国放送)
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